手足が冷たい
朝起きても体が温まらない
夜眠れない
──そんな「冷え」や「低体温」は、
単なる血行不良ではなく、
体の“燃える力”が弱まっているサイン。
東洋医学では
「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りが滞り、
エネルギー(気)が十分に生み出されていない状態
を指します。
一方、
西洋栄養学では、
体温をつくる主役は
「糖質」と「たんぱく質」。
この2つをどう食べるかが
冷えを根本から変える
カギになります。
体温を上げるのは“燃料”と“エンジン”のバランス
車が
ガソリンとエンジンの
両方で動くように、
人の体も
「糖質(燃料)」と「たんぱく質(エンジン)」
の両方が揃って初めて、
しっかり熱を生み出せます。
糖質を極端に控えると
体の“火”が小さくなり、
冷えや倦怠感につながります。
逆に、
糖質だけ摂っても
筋肉(たんぱく質)が
足りなければ
熱を生み出す場所がないため、
代謝が上がりません。
糖質=エネルギー源。ごはんを抜くと「冷え」や「眠れない」原因に
白米や雑穀米、
さつまいもなどの
糖質は、
体を動かすエネルギー源
特に朝食時に摂ることで
「体内スイッチ」が入り、
体温が自然と上がります。
「冷え性なのに朝食を抜く」
「糖質制限中で主食を避けている」
という人は、
体を温める火種を
自ら減らしている状態
冷えを改善するには
むしろ
“良質な糖質”
を上手に取り入れること
が大切です。
たんぱく質=熱を生み出す筋肉と代謝の材料
たんぱく質は、
体温を作るための
“熱産生”に深く関わります。
筋肉が少ないと
体の中で熱をつくる力が弱まり
エネルギーが足りなくなると
脳は糖を欲しがるようになります
つまり
「甘いものがやめられない」
背景には、
たんぱく質と鉄の不足
も関係しているのです。
目安として、
1食あたり
手のひらサイズの肉・魚・卵・豆製品をしっかり摂ること
を意識してみましょう。
冷えを悪化させる“燃えにくい食べ方”とは?
- 朝食を抜く、または糖質を抜く
- 夜だけドカ食いする
- 加工食品・甘い菓子パン・清涼飲料水を多く摂る
これらの食習慣は、
血糖値を乱し、インスリンの働きを鈍らせ、結果的に代謝を落とします。
東洋医学でみる「冷え」の原因
東洋医学では、
冷えは単なる体温の低下ではなく
「気(エネルギー)と血(栄養)がめぐっていない状態」
と考えます。
特に、
脾(ひ)・腎(じん)・肝(かん)
の働きが弱ると、
体の内側で熱を生み出す力が低下し冷えが慢性化しやすくなります。
冷えを改善する食薬的アプローチ
冷え体質を根本から整えるには
「温める食材をとる」だけでは
不十分です。
体の中で“熱を生み出す力”=代謝力を底上げ
することが大切です。
1. 「脾」を立て直す食べ方
冷たい飲み物
や
生野菜中心の食事
は、
脾の働きを弱めます
胃腸を温めるように、
温かいスープや煮込み料理
を中心にしましょう。
おすすめ食材:にんじん、かぼちゃ、長ねぎ、生姜、もち麦、山芋、味噌汁
2. 「腎」を養う食材をプラス
腎は
“生命の火”を司る臓
腎が冷えると
全身の冷えにつながります。
黒い食材や、塩味のあるもの
が腎を補います。
おすすめ食材:黒ごま、黒豆、ひじき、海苔、味噌、えび、羊肉
3. 「肝」の巡りをよくする工夫
ストレスで血の巡りが滞ると
肩こり・頭痛・冷えが
同時に出やすくなります。
香りのある食材
で気をめぐらせましょう。
おすすめ食材:しそ、セロリ、みかんの皮(陳皮)、玉ねぎ、ゆず
西洋医学的にみる「低体温」と代謝の関係
現代医学では
低体温の背景には
筋肉量の低下
甲状腺機能の低下
自律神経の乱れ
が関係しています。
筋肉は体の“発熱器官”
特に下半身の筋肉が落ちると
熱を生み出せず、冷えが進行します。
また、
慢性的なストレス
睡眠不足
も
交感神経を優位にし、血流を悪くします。
「運動・食事・休息」のバランスを整えることが、体を温める第一歩です。
おすすめの生活習慣
- 湯船にしっかり浸かる(38〜40℃で15分)
- 1日20分のウォーキングで下半身の筋肉を維持
- 夜はスマホを早めに手放し、副交感神経をONに
HARIIKUの全身オーダー鍼で“温まる力”を取り戻す
「食べ方を見直しても冷えが抜けない」
──そんな方は、
体の“巡り”そのものが
滞っているかもしれません。
HARIIKUの全身オーダー鍼は、
自律神経と血流を整え
体の芯から温まる力を高める施術
睡眠の質を上げたい・疲れが取れにくい・冷えやすい方
におすすめです。
HARIIKUからのひとこと
冷えは
「体質だから」
と諦めるものではありません。
食べ方・休み方・整え方を
見直すだけで、
少しずつ体は変わっていきます。
次回予告:「更年期をラクにする“血糖コントロール術”」
次回は、
更年期に起こりやすい
「ほてり」
「動悸」
「イライラ」
などの不調を、
“血糖の乱れ”
という視点から読み解きます。
食べ方ひとつで、
心と体のゆらぎを
やさしく整える方法を
お届けします。
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