9月も中旬を過ぎ、朝晩は少し涼しくなってきましたね。
この時期、風邪や体のだるさに悩む方も増えてきます。
実は、この時期の体調不良には「腸」が大きく関わっているんです。
腸は「第二の脳」と呼ばれ、免疫力や精神の安定にも影響を与えます。
特に、便秘やお腹の不調が続くと、風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなったりすることがあります。
中医学では、体質によって風邪の出方やだるさの原因が少しずつ異なると考えます。
体質別に見る、風邪とだるさ
脾気虚タイプ(手足がだるい、食欲が落ちる)
胃腸の働きが弱く、栄養が体に吸収されにくいタイプです。この体質の人は、夏の疲れを引きずりやすく、だるさや倦怠感を感じやすい傾向があります。
腎気虚タイプ(腰がだるく、体力がない)
全身のエネルギーが不足しがちで、冷えや疲れやすさが目立ちます。腰や下半身のだるさ、トイレが近い、朝起きづらいなどの症状が出やすいです。
肺気虚タイプ(風邪をひきやすい、咳や鼻水が長引く)
免疫力が落ちやすく、風邪の初期症状が出やすい体質です。寒暖差や乾燥に弱く、鼻水や咳、喉の痛みが続くことがあります。
今週からできる腸活&アロマ・食材ケア
①腸を整える食材で体の土台を作る
- かぼちゃ・さつまいも・山芋・れんこん:甘味のある根菜は脾に働きかけ、気や血を補い、体力を増やしてくれます。
- 白きくらげ・梨・桃・杏仁:潤いを与え、肺や腸を潤す食材。乾燥による咳や便秘対策にも。
- 納豆・味噌・酒粕:腸内環境を整え、免疫力アップに◎。
②アロマで風邪予防とリラックス
- フランキンセンス+レモン:体を温めながら免疫力を高め、鼻や喉の炎症をやわらげます。
- ティートリー+ユーカリグロブルス:抗菌作用で風邪予防に。ルームスプレーにして持ち歩くと便利。
- ラベンダー+ペパーミント:咳や熱っぽさを和らげ、睡眠の質もサポート。
③週間プログラム例(腸活×アロマ×食材)
- 月・木:朝に温かい根菜スープ+腹巻で腸を温める
- 火・金:アロマスプレーで呼吸器を保護、深呼吸でリラックス
- 水・土:潤い食材を取り入れたスムージーやスープで腸活
- 日:体の冷えや疲れをチェック。お腹の張りやだるさを確認
腸活とアロマ、体質に合わせた食材を組み合わせるだけで、夏の疲れをリセットし、風邪に負けない体を作れます。
もし、より体の巡りや免疫力を高めたい場合は、鍼灸施術で腸や内臓の働きを整えると、セルフケアとの相乗効果でさらに元気な毎日が手に入りやすくなります。
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夏の疲れをそのままにせず、腸から元気を取り戻しましょう!!
体質に合った食材やアロマを取り入れるだけでも、毎日が少し楽になります。
次回は、秋に増えるだるさや風邪対策をさらに深掘りしてご紹介します(*^_^*)
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