閉経を迎える
40〜50代以降の女性の身体は、
「骨」
「血」
「筋肉」
「自律神経」
の4つが大きく揺らぎやすくなります。
これは単なる「老化」だけではなく、
女性ホルモン——
特に
エストロゲンの急激な減少
が深く関わっています。
エストロゲン
は、
骨を守り、血管をしなやかにし、代謝・睡眠・メンタルにも影響する大切なホルモン。
その分泌が減ると、
体の内側から「守る力」が弱まり
次のような症状が現れやすくなります。
- 骨密度の低下(骨粗しょう症リスク増加)
- 貧血・めまい・疲労感
- 肌の乾燥・たるみ・髪のボリューム低下
- 動悸・息切れ・メンタルの揺れ
ここで重要になるのが、
骨と血を守るための栄養ケアです
東洋医学では
「腎を補う」こと
西洋医学では
「骨・筋肉・血液」を維持すること
が軸になります。
■ 東洋医学の視点:閉経後は「腎」を補って寿命の土台を守る
東洋医学では、
加齢により弱りやすくなる臓腑を
「腎(じん)」
と捉えます
腎は
生命エネルギーの貯蔵庫であり、 骨・髪・耳・生殖・成長・ホルモンの源を司ります。
閉経後に気になる悩みが
「骨・髪・耳・泌尿器・冷え」
なのは、まさに腎と関連するため。
だからこそ、
閉経後は「腎」を補うケアが
多方面に効果を発揮します。
▼ 腎を補う食材(薬膳)
- 黒い食材:黒豆、黒ごま、ひじき、黒きくらげ、海藻
- 滋養食材:卵、山芋、くるみ、栗
- 血を養う食材:レバー、ほうれん草、プルーン、なつめ
これらは
「腎を養い、血を補い
骨を丈夫にする」
働きがあり、
閉経後のトラブル予防に非常に有効です。
■ 西洋医学の視点:閉経後は“骨と血の栄養”を意識するのが鍵
① カルシウム × マグネシウム × ビタミンD
カルシウムが骨に届くには、
ビタミンDが必要。
さらに、
ビタミンDが働くには
マグネシウムも欠かせません。
この3つは骨を作る三位一体です。
- カルシウム:小魚、乳製品、豆腐、小松菜
- マグネシウム:ナッツ、海藻、玄米
- ビタミンD:鮭、卵、きのこ類、日光
② 鉄とタンパク質で「血」と「筋肉」を守る
閉経後はエストロゲン減少により
肝臓での鉄代謝も落ちやすくなります
そのため、
隠れ貧血
疲れやすさ
息切れ
抜け毛
などが増えがち。
鉄を吸収するには、
タンパク質
ビタミンC
胃酸分泌
が重要です。
- 鉄:赤身肉、レバー、あさり、ひじき
- タンパク質:肉・魚・卵・大豆
- ビタミンC:かんきつ類、ブロッコリー、パプリカ
「鉄不足+タンパク不足」
は更年期症状を悪化させるため、
毎食で意識して摂りたい栄養になります。
■ 冷え・疲れ・メンタルを守る“副腎ケア”の視点も大切
閉経後の女性は、
エストロゲンの代わりに
副腎がホルモン生成をサポートします。
しかし副腎が疲れやすいと、
次のような変化が起きます。
- 朝から疲れている
- ストレスに弱い
- 眠りが浅い
- 血糖値が乱れやすい
そのため、
次の食べ方が
「副腎ケア」として重要です。
- 朝食を抜かない(血糖値の乱高下を防ぐ)
- 糖質+たんぱく質のセット食べ
- 精製糖質を控える
- ミネラルをしっかり摂る
■ 今日からできる「骨と血」を守る食薬習慣
- ● 朝は卵 or 豆腐をプラスして血と筋肉の材料を確保
- ● 昼はごはん+魚で「気血」の巡りを整える
- ● 夜は黒い食材(黒ごま・黒豆)で腎を補う
- ● 毎日きのこを食べてビタミンDを強化
- ● 週2〜3回は赤身肉やレバーで鉄補給
栄養の積み重ねが、
骨と血を守り、
閉経後の「美しさと元気」の根本
をつくります。
■ HARIIKUのケアでさらに“内側の土台づくり”をサポート
鍼灸では、
腎の弱りによる
「冷え」
「疲労」
「むくみ」
「睡眠の質低下」
を整えることができます。
特に全身オーダー鍼は、
副交感神経の底上げ・血流改善・ホルモンバランスの調整に作用し、 閉経後の揺らぎやすい体をやさしく支えます。
「最近、回復が遅い」
「疲れが抜けない」
「冷えが強い」
と感じる方におすすめです。
次回予告
次回はついに12月突入!!
冬の寒さと睡眠についてのシリーズをお届けしたいと思っております♪
お楽しみに♪



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