生活に活かせる東洋医学のおハナシ1

地球の成り立ちに関与する    【木ー火ー土ー金ー水】:五行学説

読み方としては

    【もっかどこんすい】     

音読みになるのかな

読み方以上に、この順番が大切

よく見かけるのはこんな図

何を表しているのかというと

それぞれ、生み出す役と抑制する役を持つ

=相生(そうせい)関係

 :生み育てる親の役割

=相剋(そうこく)関係

:抑制する教師の役割

ざっくりいうとこんな感じ

個々の特性

五行にはそれぞれ特性がある

「木」

      イメージは大木   

すくすくとに成長する

水や栄養分に大きく影響を受ける

=生長・発散・上昇

「火」・・・イメージは焚火

      燃料次第で燃え方が変わる

=炎上・上昇

「土」・・・イメージは畑

      土の質・栄養分の多さが

      他の者へ大きく影響する

=生成・発育

「金」・・・イメージは元素

      種類によって金属にもなるし

      土にとっての栄養分ともなる

      水にとっては清潔さに関わる

=清潔・ろ過・浄化

「水」・・・イメージは透明な水

      すべてのモノを潤す・冷やす

      上から下へ流れるもの

=下降・寒冷

相生と相剋を詳しく

相生(そうせい)とは

生み出す

助ける

補う

の役割を持つ関係

=親と子 のよう

「木」の子は『火』:木は火の燃料になる、多ければ燃え上がり少なければ火は小さくなる

「火」の子は『土』:火が燃え尽きると灰になり土のもととなる

「土」の子は『金』:土の中から鉱石が生まれる

「金」の子は『水』:鉱石(元素)は水をろ過でききれいにする

「水」の子は『木』:水は植物の食事そのもの

相剋(そうこく)とは

抑制

の役割を持つ関係

バランスを保つ仕組みでとても重要

「木」は『土』を抑制する:土に根をはり、養分を吸収する

「火」は『金』を抑制する:火力で金属を溶かし、形をかえる

「土」は『水』を抑制する:土は水を濁す、土嚢など水の進行を食い止めることができる

「金」は『木』を抑制する:金属は木を切断することができる

「水」は『火』を抑制する:火は水を消せる

こんなイメージ

五行を人体に当てはめる

暮らしの役に立たせるために

先人たちは、この五行に

人体の五臓(内臓)を当てはめました

これらが補い合い抑制しあうことで

人はバランスのいい体を保とうとします

この五臓のお話はまた次回

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