脂漏性湿疹と胃腸・亜鉛不足の関係
~秋の肌トラブルを内側から整える~
秋になると
「頭皮や顔まわりがかゆい」
「フケのような皮むけが増えた」
そんな症状が出やすくなります。
これが脂漏性湿疹です。
皮脂の多い場所
(頭皮・顔・胸元など)に
赤みやかゆみが現れ、
時には皮膚が荒れてしまうことも。
季節の変わり目や、
夏の疲れが残る秋口は
特に注意が必要です。
胃腸の疲れと亜鉛不足が関係している?
東洋医学では、胃腸(脾胃)は
“気血を生み出す工場”と考えます。
この工場が元気であれば、
食べたものからしっかり
栄養を吸収し、
全身の皮膚や髪に
潤いを届けることができます。
けれども胃腸が弱ってしまうと…
栄養を吸収できない
血や潤いが不足する
皮膚のバリア機能が低下する
この流れで
脂漏性湿疹や
乾燥トラブルが
悪化しやすくなるのです。
さらに現代的に見ると、
亜鉛不足も
大きな原因のひとつ。
亜鉛は
「皮膚や髪の修復」
「粘膜の再生」
に欠かせないミネラル。
足りなくなると
皮膚炎・味覚の異常
髪や肌の不調を引き起こします
胃腸を労わる秋の食薬
胃腸を元気に保つには、
「温めて、負担を減らす」
ことが基本。
気血を補う
米、芋類、かぼちゃ、山芋
潤いを補う
白きくらげ、梨、はちみつ
消化を助ける
大根、陳皮、生姜
胃腸が弱っている時は、
冷たいもの・脂っこいもの・甘いものはできるだけ控えると安心です。
亜鉛を補える食材
旬の食材には力があります。
秋から冬にかけては、
次のような食材がおすすめです。
牡蠣(亜鉛の王様!)牛肉や豚レバー・ナッツ類(カシューナッツ、アーモンド)・海藻(わかめ、海苔)雑穀(玄米、ひえ、あわなど)
食材から少しずつ取り入れて、
日常で「肌と胃腸を守る工夫」
をしていきましょう。
次回予告
脂漏性湿疹は、
ただ外からケアするだけでは
根本解決につながりません。
胃腸の調子を整え、
亜鉛を含む食材で
内側から皮膚を守ってあげることが、秋の肌トラブル対策には
とても大切です。
次回は、
「疲労注意報!
未来の髪と肌を守る習慣」
についてお届けします。
秋を元気に過ごすための
ヒントになりますように
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